みなさんこんにちは!
いつも家事・育児お疲れ様です。
早速ですが、ママのみなさんに質問です。
あなたの旦那さんが育児に全然参加してくれない、そしてあなたはそんな旦那さんに育児をやってほしいと思っているとします。
そのときにどんな方法を取りますか?
お弁当を日の丸弁当にしたり、小遣いを減らすなど、ちょっとした嫌がらせをする
そんな人もいるかもしれませんが、大体のママは”話し合い”など言葉での説得を試みると思います。
でもいざ説得しても、思ったような結果に繋がらないこともしばしば。
- 説得した後、数日間はやってくれるけど長続きしない
- 頼めばやってくれるけど自分からは動いてくれない
- 育児をする意欲はあるけど、あまり役に立たない
こんな経験をしたママも多いのではないでしょうか?
ママが求めているのは、パパが自主的に積極的に育児をして、ママの負担を減らすことです。
言われてからやる、指示待ちパパでは正直役に立たないですよね。
指示待ちパパになってしまう原因は、育児への苦手意識、自信がないことにあります。
パパが育児に苦手意識を持っている状態では、育児をやりたいと思ってくれません。
そこで今回は、”パパが育児をやりたくなる”コミュニケーションのコツを解説します!
先に補足しておくと、本来はパパが当たり前のように育児に参加するのが筋です。
この記事を見てママとしては「パパにそこまでしなくてはいけないのか…」と呆れる気持ちにもなるかもしれません。
ごもっともです。
しかし、パパが自主的に動けるようになれば負担がグッと減ります。
「損して得取れ」の精神で、夫への新たなアプローチを取り入れてみてください!
パパだって活躍したいと思っている
育児が苦手な男性は多くいます。
これは別にわざとじゃないし、咎められることではありません。
しかし、苦手でも頑張ろうとしている人もたくさんいます。
そしてできれば、褒められたいし、頼られたいし、怒られたくないと思っています。
パパは仕事とは別に、家の中で家族から認められたい。活躍したいと思っているのです。
しかし、現実はそう上手くはいかないもので、おむつ替えもおぼつかない。寝かしつけもできない。
あげくの果てにはママが助けに来て、交代する羽目に。
もうプライドはズタボロです。
そんな状態でさらにママの追い打ちが来たらどうでしょう。
同じ男性として想像するだけで、いたたまれない気持ちになります。
そしてパパは、こんな気持ちになるなら育児をしないほうがマシだと思ってしまうのです。
このようにパパも育児中に何度も壁にぶつかっているのです。
そこで、ここからは育児中のパパにありそうな3つのCASEをもとに、上手なコミュニケーションの方法を解説していきます!
CASE①:寝かしつけが上手くいかなかった
例えば、パパの寝かしつけが全然上手くいかなったとしましょう。
ママは気を利かせてパパに交代を申し出ます。
この時になんて声をかけますか?
まずは悪い例からです。
ママとしては感謝を伝えていますし、夫をねぎらって「休んでていいよ」と言ってくれています。
しかし、こんな伝え方をしてしまうと、パパは「自分は何の役にも立てなかった」と自信を喪失します。
ママとしては、心からパパに休んでほしいと思っていても、この伝え方でパパは「役に立たないから代われ」と言われた気分になってしまいます。
では、私の考える「いい例」を紹介します!
この伝え方のポイントを1つずつ解説していきます!
結果を見ずに、過程を褒めよう
1つ目のポイントは過程を褒めたり、感謝していることです。
結果だけ見てしまえば、寝かしつけられなかったという事実が残ります。
過程に目を向けることで、自分が頑張ったことは無駄じゃなかったと思えます。
この場合「仕上げ」って言葉がとても便利です。
この3文字だけで、ここまでやってくれたことが無駄じゃないと、ふんわり伝えることができます。
ぜひ活用してみてください。
ウソも方便。褒めるのは事実じゃなくてもいい!
2つ目のポイントは褒めるのは必ずしも事実じゃなくていいことです。
「赤ちゃんがもう寝そうな顔をしている」なんていうのは嘘でもいいのです。
実際、赤ちゃんが寝るタイミングなんてまちまちで、ママでも分からないですよね。
「ウソも方便」です。相手が喜ぶウソならついていいと私は思います。
もしかしたら本当にすぐに寝ちゃう可能性もありますしね。
あなたは役に立っている!
この伝え方のポイントをまとめると、「あなたはちゃんと役に立った!」と伝えることができていることです。
このニュアンスの言葉があれば、また次も頑張ろうという気持ちになれます!
そして、感謝の言葉と、ねぎらいの言葉は必ずセットでつけましょう。
このような伝え方ならパパは「自分をねぎらって寝かしつけを変わってくれるんだ」と理解してくれるため、プライドを傷つけずに済みます。
この小さな成功体験が、また育児をやる原動力となるのです。
CASE②:頼まれないと育児をやらない
頼めば育児をやってくれるけど、なかなか自分からは行動してくれないパパも多いのではないでしょうか?
ママが求めているのは、指示待ち人間のパパではなく、自律しているパパですよね。
ではそんなパパにはどのようなコミュニケーションをとればいいのでしょうか?
育児におけるママとパパの立場を対等にする
育児においてママが主担当でパパが副担当になってしまっていないでしょうか?
ママとパパの立場に差があると、いつのまにか仕事を振る側と振られる側に分かれてしまいます。
できるだけ対等な立場になれるように、パパに頼ってたくさん活躍してもらいましょう!
自信がつけば自分から行動してくれる可能性は高いです。
また、コミュニケーションとしてはパパに「俺がいないとダメなんだな」と、思わせるような発言をすることがポイントです。
このように、あなたの協力がほしいということを強調して伝えましょう。
弱音を吐いてみるのも一つの手です。
ママから困っていると相談されたり、頼りにされることはパパにとっては「自分が必要とされている」と感じることができます。
そして、多くの男性は相談されることが好きで、仕組化や効率化が得意です。
ママの期待に応えるため、育児グッズを買ってきたり、仕組みを作ってくれたりするでしょう。
このようにパパに見せ場を作ってあげれば、育児に積極的に参加する「きっかけ」となってくれるでしょう。
頼りなくても頼る
パパは頼られたいと思っているかもしれませんが、ママからすればパパは頼りなくて頼ることなんてできないと思ってしまうかもしれません。
気持ちは分かりますが、まずは頼りなくても頼ってみることをオススメします。
そしてダメ出ししたい気持ちをグッとこらえて「さすが!ありがとう!」と、賞賛と感謝を述べましょう!
自分が必要とされているとパパが感じてくれれば、育児への積極性も上がるし、力量以上のことにも挑戦してくれるようになります。
基本的にダメ出しは不要
全てを完璧にこなせるパパは一人もいません。
せっかく挑戦してくれたのにママのダメ出しによって育児を投げ出してしまってはもったいないです。
パパも意外と繊細な生き物なのです。
ママとしては「任せて褒める」。
これだけで充分です。
そして挑戦してくれた過程を評価して、どんな結果に対しても感謝を忘れないようにしましょう。
CASE③:育児を頼んでも快くやってくれない
24時間ずっと上機嫌でいられたらいいですが、人間ですから疲れていたり、上手くいかないこともあります。
- なんだか不機嫌でイライラしている
- 「仕事で疲れているのに」と、文句を言われた
- ふてくされている感じでやる気がなさそう
こんな状況で育児を頼んだ際は、快く承諾してくれないなんてこともあるかもしれません。
正直、パパ失格、夫としても失格だと思います。
しかし、そうはいっても、ママとしてはいち早く期限を直して育児に協力してほしいですよね。
本当は自分の期限くらい自分で取ってほしいものですが、ママにもできることはありますので紹介していきます。
頼むときは命令ではなく気持ちを伝える
パパが頼んでも育児をやってくれない、もしくは快く引き受けてくれない場合はママの頼み方に不満を感じているかもしれません。
やらされている感を感じるとパパもやる気を出しづらいのです。
そのため、頼むときは命令ではなく、自分の気持ちを伝えると良いです。
こんな風に伝えがちではないでしょうか?
命令ではなく、気持ちを伝える場合と比較してみましょう。
命令ではなく気持ちを伝えると、頼まれた側はもちろんやらざるを得ないのですが、「やらされている感」を感じにくいです。
このような伝え方を心理学では「iメッセージ」といいます。
相手に圧迫感を与えないので、パパとのコミュニケーションだけでなく、子どもにも使えます。ぜひ試してみてくださいね。
不満に気づいてほしいサインかも
あからさまに不満な態度を出していれば、それはきっとママに気づいてほしいサインです。
もしパパを労わる余裕があるのなら、パパの話を聞いてあげてください。
不機嫌なパパに真正面からぶつかっても大半は上手くいきません。
パパを労わる言葉をかければ「俺の大変さを分かってくれるんだ」と考えてくれます。
パパも自分を労わってもらったことで育児を頑張っているママを労わる余裕ができるのです。
時には放っておくのも一つの手
しかし、イライラしているパパに対して優しく接するなんてなかなかできません。
そんなときは放っておくのも一つの手です。
そっとしておけば、いつまでもイライラしていてもしょうがないと自ら態度を改めてくれるかもしれません。
まとめ:ちょっとだけ視点を変えるだけでいい
振り返るとパパに対してすごく甘い記事になってしまいました。
本来ならママがこんなに気をつかわなくても、パパが当たり前のように育児に協力するのが筋です。
しかし、現実はそうはなっていない場合、真正面からパパと対立してもいい結果には繋がりません。
ちょっとだけ視点を変えて、パパ側の視点で立ってみると案外簡単に解決できたりするものです。
ぜひ今回紹介したテクニックを駆使して、パパと楽しく育児をしてみてください!
このブログ「育児の自由時間」では、今後も育児に関する記事を紹介していきます。
他にも役に立つ記事を書いているのでぜひ見ていってください。
この記事を読んでみなさんの子育てライフが今よりもちょっぴり幸せになることを祈っています。