シフト制育児

0歳の双子を育てるパパが解説|自由時間を作るには「シフト制育児」しかない!

みなさん普段から育児お疲れ様です。

私はこの記事の執筆時点で0歳7ヶ月の双子を育てるパパです。

双子を育てる中で課題だったのが、

「妻の睡眠時間が足りない事」

「夫婦ともに自由な時間をとれないこと」

でした。

これは双子に限らず、子どもを育てる全ての夫婦の悩みだと思います。

みなさんもこんな悩みを持っていませんか?

  • 育児中の自由時間が少ない
  • まとまった自由時間がとれない
  • 睡眠時間が短い

たしかに子どもが生まれる前と比較すると、自由時間や睡眠時間は短くなってしまいます。

でも大丈夫です!

この記事で解説する「シフト制育児」を実践できれば、今よりも自由な時間を作ることができます!

この記事では、「シフト制育児とは?」「メリットやデメリットは?」といった解説を行っていきます。

さらっと読める内容なので、少しでも興味がある方はぜひ最後まで見ていってください!

シフト制育児とは?メリットは?

シフト制育児とは、1日24時間の中で、夫婦が交互に子守りを担当する育児スタイルのことです。

例えば、「午前中はママが育児」「午後はパパが育児」のような形です。

シフト制育児にはメリットがたくさんありますが、1番のメリットは「夫婦平等なこと」です。

「自分の方が大変だ」と思ってしまうことが、産後のママや、仕事で忙しいパパにはストレスとなってしまうのです。

つまり、夫婦平等であることを仕組みとして確立できるのが、「シフト制育児」なのです。

その他にもメリットがたくさんあります。

  • ママが睡眠に集中することができる
  • 自由時間を作れる
  • 育児を1人でやることの大変さが分かる
  • パパの責任感が増す

ママが睡眠に集中することができる

こどもが小さいうちは、夜間の授乳や夜泣きで思ったように睡眠をとれないことも多いかと思います。

シフト制育児をすることで、パパが子どもを見ている間に、ママが睡眠だけに集中する時間をつくることができます。

睡眠がしっかりと取れれば、ママのストレスも減り、家庭内の雰囲気も良くなること間違いなしです!

自由時間を作れる

育児においての正解は「見てないより見てる方がいい」だと思います。

なので、子どもが寝ている時も起きている時も基本的にはだれかが近くにいて、様子をみれるようにしておく必要があります。

そのため、子どもに手がかからない時間も「自由時間」することができないのです。

シフト制育児を導入すれば、ママかパパが常に子どもを見れるため安心です。

また、育児をパートナーに任せている間、自分は完全な「自由時間」を得ることができます。

自由時間を得られれば、リフレッシュの時間がとれたり、仮眠をするなどストレス解消にも繋がります。

育児を1人でやることの大変さが分かる

育児を1人でやることの大変さを分かっていない男性は、残念ながら多いように感じます。

これは1日の全ての育児を1人でやったことがないからです。

シフト制育児では、必然的に1人で子どもを見る時間ができます。

困ったときに手を貸してくれる人がいない状況に初めて対面した時に、「1育児することの大変さ」を分かってもらえるでしょう。

パートナーの責任感が増す

同じ時間に2人で子育てをするメリットもありますが、一方でデメリットもあります。

常に育児を2人でやっていると、いつの間にか得意なほうに育児を任せてしまっていないですか?

これがシフト制育児だとどうでしょうか?

自分の担当時間であれば、責任をもって育児をやります。

必ず2人で育児をやる時間であれば、パートナーも積極的に育児に参加します。

今までは「今目の前の育児をどっちがやるのか」は曖昧ではなかったでしょうか?

それを「どっちかがやる」もしくは「どっちもやる」と決めてしまうことで、責任感が生まれ積極的に育児に参加しやすくなります。

また1人で育児をすることの大変さが分かっていれば、今まで育児に消極的だったパートナーも積極的に手を出してくるようになるかもしれません。

なぜシフト制育児にする必要があるの?

子どもから常に目を離せないことを考えると、例え子どもが眠っていようともできることは制限されます。

また、ママは子どもに何かあったらマズイと本能的に思ってしまうので、睡眠中も深い眠りにつくことが難しいです。

そのため、子どもを一切気にしなくていい時間を作ることが必要であり、その間に子どもを見てもらう人が必要です。

つまり、自由時間を得るには、交代制のシフト制育児しかないのです。

しかし、一時的であればベビーシッターや託児所に預けるという方法もあるので、シフト制育児ができない方は、自分を労わるために積極的にサービスを使ってほしいです。

シフト制育児のデメリットとは?うまくいくコツは?

育児をメインで行うパパママにとってはシフト制育児は自由時間を得るための唯一解だと考えます。

しかし、デメリットもあります。

ここまでの内容でシフト制育児に興味を持ってくださった方は、デメリットとその対策について理解しておいていただきたいです。

パートナーの賛同が必要

シフト制育児において1番の難題は、パートナーがシフト制育児に賛同してくれない可能性があること」です。

今まで育児をしてこなかった人には、育児を押し付けられるように感じる場合もあるかもしれません。

また、話を持ち掛けることに勇気が必要な人もいると思います。

対策1:まずは育児に参加してもらうことから

パートナーが育児を積極的にやってくれていない場合は、まずは育児に参加してもらうことから始めましょう。

1人で育児をする大変さが分からないと、シフト制育児のメリットが分からないと可能性が高いです。

対策2:パートナーにもメリットがあることを伝える

ママが育児をメインでやっている家庭だとすると、パパは「育児をする時間」は増えますが、新たに「明確に育児をやらなくていい時間」がもらえます。

パパもママが育児をしている間は気をつかって完全に自由な気持ちではいないはずです。

またママがストレスを感じず、家庭内の雰囲気がよくなることはパパにとっても大きいメリットです。

シフトの作成、調整が必要

シフトを考えるのは手間ですし、1回で完璧なシフトを作ることは難しいです。

シフト制育児を実践していく中で試行錯誤し、シフトを調整していく必要があります。

対策:シフトは夫婦で相談し、一緒に作ろう

1人でシフトを作ると、不平等感が生まれやすいです。また、時間もかかるので、夫婦で相談しながらシフトを考えましょう。

また、シフト制育児を実践していく中で不平等感を感じたら、すぐにシフトを調整しましょう。

「自分が我慢すればいいや」という気持ちは、いつの間にか「自分ばっかりやっている」に変わってしまいことが多いです。

イレギュラーな事態に弱い

残業で帰りが遅くなったり、体調を崩したりなど、育児をする中でイレギュラーな事態は必ずあります。

シフトの時間を守れないことをストレスに感じてしまったら、本末転倒です。

対策1:イレギュラー時のルールを考えておく

シフトを作るときに、イレギュラーな事態に備えられるようなルールを決めておきましょう。

例)育児できなかった時間は、週末に育児をすることで埋め合わせをする

対策2:完璧な平等を求めすぎない

シフト制育児でも完璧に平等にすることは不可能です。

例えば、体調不良で育児ができなかった翌日に「その分の時間を返してほしい」と言われたら嫌な気分になりますよね。

イレギュラー時は柔軟に対応し、わざとでないなら許す心を持ちましょう。

まとめ:ぜひシフト制育児を実践してみてください!

シフト制育児について伝えてきましたが、1番大事なのは夫婦で協力して育児をやることです。

最近は男性も育児に積極的に参加する時代になってきましたが、それによって育児に参加しない男性に対しての評価が厳しくなってきています。

「男性は当事者として育児に積極的に参加する」

「女性は男性が育児に参加しやすいような仕組みや環境を作る」

と、いったようにどちらからも歩み寄る姿勢が必要だと考えます。

この考えを実践できるのが「シフト制育児」です。

「男性は積極的に育児をし、シフト制育児を快く承諾する」

「女性は男性が自発的に育児に参加することを待つのではなく、シフト制育児を導入して一緒に育児をやろうと持ち掛ける」

この相互の歩み寄りがあれば、育児はより楽しいものになります!

この記事がみなさんが楽しく育児できることの手助けになれば幸いです。